持続未来ホールディングス 導入事例
持続未来ホールディングス株式会社
複雑化する予実管理をコストを抑えて効率化 !
全社員が業績を把握できる環境に

複雑化する予実管理をコストを抑えて効率化 !
全社員が業績を把握できる環境に
中国・四国
300~999名
医療・介護・福祉
不動産・建築
飲食・小売・サービス
人材・コンサルティング
POINT!
課題
事業ごとに収益構造が異なり、Excelでの管理が煩雑になっていた
ファイルごとに閲覧権限の調整や共有、関数のチェックに時間がかかっていた
導入理由
予算策定、実績入力、予実分析などをヨジツティクスに集約
財務数値だけでなく、発電量や会員数など非財務の関連指標を一元管理
期待する
効果
予実管理にかかっていた時間が約3割削減
新規事業の判断材料を可視化し、迅速な意思決定を実現
属人化を解消し担当者変更時もスムーズに引き継げる体制を構築
2014年、グループ子会社を管理する持株会社として設立された持続未来ホールディングス株式会社様。ビル管理や清掃業をメインに、福祉やIT、コインランドリーなど多角的な事業を展開しています。
このように事業を拡大していく中、Excelでの予実管理の煩雑化が課題に。今回は、ヨジツティクスを導入し、グループ全体における予実管理の効率化に成功した社長室 室長 鈴木 貴統様にお話を伺いました。
※本記事の掲載内容は全て取材時(2026年2月16日)現在の情報に基づいています。
事業拡大で複雑化する予実管理をコストを抑えて効率化
──はじめにヨジツティクス導入の経緯についてお聞かせください。
鈴木様:
新規事業の拡大に伴い、事業ごとに性質や収益構造が異なる中で、Excelによる管理に限界を感じるようになりました。従来は、Excelで予実管理を行い、各事業の現場責任者とはSlackでファイルを送付してやり取りする運用でしたが、データの入力、保存、アップロード、ダウンロードといった一連の作業が負担に。ささいな手間ではありますが、こうした作業をよりシームレスにしたいと考えました。
情報の共有手段としてスプレッドシートも検討しましたが、結局フォーマットを自作する必要があり、属人化は解消されず。引き継ぎも含め、将来的に誰でも扱える仕組みへの移行を考えてヨジツティクスを導入しました。
──事業ごとの性質の違いというのは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
鈴木様:
事業によって、収益構造や管理項目の細かさが大きく異なるということです。たとえば、グループ会社からの業務委託のように定期収入がメインで管理項目がシンプルな事業もあれば、不動産管理では家賃収入や修繕費、管理委託費などが発生します。さらにコインランドリーやジム経営となると、広告宣伝費や通信費など細かい項目が増え、管理はより複雑になります。
こうした違いを単純な会計科目でまとめてしまうと、事業ごとの実態を正確に把握するのが難しくなります。たとえば広告宣伝費一つとっても、テレビCMや新聞折込など内訳まで見ないと、どこに費用がかかり、何が課題やボトルネックになっているのかを分析できないですよね。その状況を改善するためにも、細部まで可視化する必要がありました。

「ヨジツティクス」の画面イメージ
──数ある製品の中から、なぜヨジツティクスをお選びいただいたのでしょうか。
鈴木様:
いくつかの製品を比較検討しましたが、中でもヨジツティクスのユーザー数無制限というコストパフォーマンスの高さは決め手の一つとなりました。また、Excelに慣れていれば、直感的に扱えるシンプルなUIである点も魅力でしたね。
加えて印象的だったのは、営業担当の方の対応です。こちらが「まずはここを解決したい」と伝えた課題に対して、具体的な活用方法を提案してくれました。社内でDX化を進めるにあたり、それに対して意欲的な方もいれば消極的な方もいるなど、一定の温度差があります。担当の方はそれを理解してくれて、無理のない導入イメージをわかりやすく提案してくださり、こちらの状況に足並みを揃えてもらえたことが最終的な決め手になりました。
段階的なシステム導入で作業時間を約3割削減
──システムを社内で浸透させていくにあたって、どのような部分に注力したいとお考えですか。
鈴木様:
いきなり多くの機能を活用しようとするのではなく、まずはスモールステップから始めることを意識しています。予算を作成し、実績を入力し、その上で予算サマリーを確認しながらボトルネックや課題を見つけていく、というのが理想です。これまでExcelでの運用に負担を感じていた部分から、段階的に活用を進めていきたいですね。始めのうちはExcelとの併用も可能とするなど、できるだけ導入のハードルを下げた状態を作り、社内で丁寧に活用方法やメリットなどを説明していこうと考えています。
──社内整備を進めたことで、どのような効果がありましたか。
鈴木様:
当社には複数の事業があり、事業ごとに複数店舗を抱えているため、これまで予実管理には相応の時間と手間がかかっていましたが、体感として約3割ほど作業時間が削減されたと感じています。
これまでのExcelファイルでのやり取りがなくなり、入力後に「時間のある時に確認してください」と共有するだけで完結。予算との差異や、差異が生まれる要因まで、実情を数字として一目で把握できるようになりました。単なる数字の確認ではなく、赤字を含んだ予兆管理も行えることから、早めに対策を打てるのもありがたいですね。また、Excelで発生しがちだった関数の設定ミスやマクロの不具合を都度チェックする必要がなくなり、問題箇所の特定や修正にかかる時間も削減されました。こうした点も含め、属人化の解消につながっていると感じています。
スモールスタートで社内定着と即時の意思決定を可能に
──導入後、総合的な評価としてはいかがでしょうか。
鈴木様:
多機能でありながら、私たちのようにまずは必要な部分から始めたいという企業でも、スモールスタートできる点が大きな魅力だと思います。現在は必要な機能に絞って運用することで、無理なく社内での定着を進められています。またクラウドサービスのため、ログインIDとパスワードがあれば、場所を問わず閲覧・共有が可能な点も助かっています。出張や移動中などちょっとした空き時間にも確認できるのは非常に便利です。
さらに、サポート体制の手厚さも大きなメリットだと思います。こちらの状況に合わせて柔軟に対応いただけるのはもちろん、こちらの疑問に対して迅速にサポートしてもらえるので、安心して運用できています。
──現在の予実管理の運用状況について教えてください。
鈴木様:
現在はスモールスタートとして、これまでExcelで行っていた予算策定や実績入力、予実サマリーによる状況把握などをシステム上で運用している段階です。世界情勢による光熱費の高騰なども含め、会社の資金繰り状況をより正確かつ手軽に把握・共有できるようになりました。中でも予実サマリーは、ボタン1つで月次・四半期・通年など切り替えができ、必要な数値だけをすぐに確認できるのが非常に便利ですね。
また、財務数値だけでなく、太陽光の発電量やジム会員数の推移、原価率など、業績を把握するための関連指標もあわせて管理できるのはヨジツティクスならではのメリットです。これまで別ファイルで管理していた指標を一元化でき、事業スタイルに合わせた柔軟なカスタマイズが可能になりました。関連する指標をまとめて確認できることで、新規事業の判断材料もすぐに可視化でき、事業拡大に向けた意思決定の迅速化にもつながっています。今後は、新規出店時の事業計画書作成などにも活かしていけたらと考えています。

「ヨジツティクス」の画面イメージ
グループ全体のスムーズな戦略立案と情報共有に役立てたい
──最後になりましたが、ヨジツティクスにおける今後の活用展望について教えてください。
鈴木様:
当社はグループ会社を統括する持株会社であり、会社ごとに事業内容や収益・経費構造が異なります。現在はそれぞれ独自の帳票で管理しているため、今後はヨジツティクスに集約することで、グループ全体としてよりスムーズな戦略立案を行えると考えています。各社へ浸透させることで全体把握のスピードが向上し、責任者変更時の引き継ぎも円滑になります。グループで共通の基盤として活用できるのは大きな強みですよね。
また、昨今は業績開示が重要視されており、当社としても「業績の見える化」を通じて、社員との情報共有もより強化していきたいと考えています。具体的な数字を開示することで組織の現状への理解が深まり、組織全体で同じ目標に向かうという意識づけにもつながります。アカウント無制限で利用できるメリットを活かしながら、これからの労働供給制約社会に向け、どのようにヨジツティクスを活用するかを考えるのが楽しみです。

設立:
2014年11月
社員数:
約500名(グループ全体、2025年2月時点)
※インタビューの内容は取材時のものになります。